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中国 手足口病で十二名死亡

2010年05月22日

【新唐人2010年5月22日付ニュース】中国広西省の北部、柳州市では今、手足口病が猛威を振るっています。5月17日までの報告では、手足口病の感染例は10089に上り、12名が亡くなりました。地元医師によると、今年の手足口病はウィルスの変異が深刻です。

このうち、136の感染例を調べた所、58.8%はエンテロウィルス71型が原因でした。このウィルスの感染で、すでに12名が亡くなっています。地元医師によると、今年の手足口病は毒性が強く、死亡率が高いそうです。
 
柳州婦幼保健院の医師 董先生
「メディアの報道は公正でなく、かつても深刻でしたが、報道されていません。今年のウィルス変異は深刻で死亡例も多いです」
 
この医師によると、手足口病の治療には高価な免疫製剤(訳注、免疫グロブリン)が必要です。
 
柳州婦幼保健院の医師 董先生
「集中治療室にいるだけで、一日二百元必要で、最低五千元はかかります。免疫製剤は高価で一クール約五千元要るから」
 
同じ病院の別の医師も、感染の深刻さを認めますが、詳細は明かしません。
 
柳州婦幼保健院の別の医師
「重症例は数十に上り、深刻です。私は普通の医者なので、上の許可がなければ、何も話せません」
 
地元の手足口病の感染例は増加の一途で、病院は人手や病床不足に悩んでいます。
 
新唐人記者がお送りしました。
 
 

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